家具を持たない生活

夫と話し合った結果
今回は家具を借りようという
結論になった

純粋なレンタル業者よりも
日本では
サブスクリプション方式のほうが多いようである

レンタルとサブスクリプションは
微妙な違いではあるが
期間と価格が定まっている点で
違いがある

さらには
期間を過ぎたあとに購入するという選択肢が
ある場合もある、というのが
違いの一つともいえる

かくいう私も
昔は家具を借りるという
発想があまりなかった

最初に家具付きの家に住んだのは
スペインである

スペインでテーブルやベッドなど
家具付きの家に住んだところ
これがかなり快適だったこともあり
すっかりその魅力に
はまったというのが、正しい

フランスでも家具付きの家に住んだ
オーストリアでは一部の家具も
自分で手配をしたものもあったが
レンタルも活用した

日本を離れる間
家具の一部は親戚のガレージなどで
預かってもらってきたが

今回は一人暮らしから
二人暮らしへと変わることもあり
基本的に
持っていた家具を処分し
身軽になった

さらに夫が
次にどこの国へ行くのかも
いつ頃行くのかも
現時点では見えないこともあり

物を減らそうという思いもあり
家具を持たない生活をすると
決めた

意外と人気なようで
欲しいと思った家具
持ちたいと思った家具は
アッという間に売り切れるものである

それにしても
家具を持たないと決めてから
なんとも
気が楽なのである

日本ではゴミを捨てるにも
お金がかかるし
時間や手段も必要になるため
とにかく
物を持ちたくないと思ったのである

一方で家電はまだ
自分が持っていたものを
使わざるを得ないものもあり
購入に踏み切ってしまったが

所有することへのこだわりを捨てることが
これほどまでも
楽なものだとは
思いもよらなかった

私の場合は
数年置きに日本に勤務できる
可能性があることから
物を所有することが
当たり前だと思っていたのだが

日本においても
家具については
自分で所有しない選択が
できるようになったことは
大きな気づきであると、思う

まだ家具がそろうまで
一か月ほどあるが
住み心地については
また
ブログに書いていきたい

La Carrière -Mariko