夏が、来る

7月31日は
祇園祭が
本当の意味で
終わりを迎える日である

私は京都の出身なのだが
祇園祭と深い関係があるような
京都のど真ん中の出身ではない

それでも
なんとなく
祇園祭が終わると
夏がくるのだなということを
子どもながらに
感じていたのも
事実である

今では日本も
異常気象を背景に
連日
暑い日が続くことになり

春がほとんどなくて
夏がやってきたということを
耳にするようになった

そうだったとしても
やはり
7月31日になると
ああ、夏が、来ると
思ってしまう自分がいるのだ

4年ぶりに過ごす日本の夏

暑くてたまらないというのは
嘘ではない

けれど
本当に天気は
すっかり変わってしまったと
感じている

メキシコでさえも
私の過ごした4年の間で
雨の降り方が
ずいぶんと変わってしまったと
感じるほどであった

しかし一方で
こういう変化に疎い人というのも
実際いるものである

変化に気がつくか
それとも気が付かないか

それこそ
意識の問題なのではないかと
私は思っている

夏になると
どうしても水分摂取量が増える
そのため
脚がむくむことも
それなりに
増えてきてしまう

そんな時こそ
ハイヒールの出番である

毎日ハイヒールに脚を入れるようになり
脚のむくみ度合いに
前よりも敏感になったと言える

メキシコ時代は
いつも自宅で
会社帰りに
脚を入れるのが精一杯であった

しかし今は
通勤でも
オフィスでも
ハイヒールを履くことができている

夏のむくみ対策を兼ねて
ハイヒールを手に取るのも
悪くない

8月は
もっと暑くなるだろう
水分の摂取量も
少なくはならないだろう

からこそ
私はハイヒールで
自分の体調管理ができたらと
考えている

夏が、来る

だから今こそ
ハイヒールを手に取る

他人から見ると
え?と
驚かれるような関連性だが

実に奥が深い
関係のある二つのことのだと

私は、思う

La Carrière -Mariko