前髪を下ろすか、下ろさないか

くだらないようで
くだらなくない

女性にとっては
重要な問題である

それは
前髪を下ろすか
下ろさないか
という二択問題である

思い返すと中学生の頃の私は
前髪がなかった
厳密にいうと
前髪を巻いて上げていた

その頃は
ニキビだとか
若者ならではの悩みがあり
おでこを隠すと
髪の毛の刺激で
ニキビがひどくなるからという理由だったと思う

その後
いつの頃からか
前髪があるように、なった

そして今日に至る

で、私はこのあと
前髪をどうしたいのか

悩むところである

ある日
前髪を上にあげた状態で
レッスンに臨んだところ
ASAMIさんからも
そちらの方が素敵ですよ
というコメントを頂いた

確かに過去
前髪を上げて見ては?という
Suggestionを頂いたことがあった

あまり前髪のない自分が
好きになれなかったこともあり
乗り気ではなかったのだが

同じ日に
テレビ会議などで
人に会う度に
印象が変わったとか
言われたこともあり

せっかくなので
一度前髪を伸ばして
なくしてみることにした

単純だなと
思われるかもしれないが

私はそもそも
非常に
自分自身の
自己肯定感が低く

誰か一人に
褒められたりするくらいでは
なかなか
自分の習慣や行動など
何かを変えるのが難しい人でもある

しかし
同じ日に複数の人から
同じようなことを言われるということは
ある意味
運命かもしれないとも
思えてしまうのが

自分でも不思議である

そういう日もあるものだ

気に入らなかったら
また作ればいいのだからと
気楽に構えつつも
少し変わり行く自分が
楽しみだったりもするものだ

しかし

前髪をなくす時は
眉毛の書き方も
考えなくてはと
鏡を見ながら
悩みが一つ増えたことに気が付いた

女性とは
なんとも忙しい生き物である

La Carrière -Mariko