人生を変えるなら、朝

出張がなくなったことの
恩恵はとても大きい

若いころは
海外出張で埋まった
スケジュールや
国内の各所へ出張できることを
幸せに思っていた

しかし
毎月欧州の各国に渡航する日々の中で
学んだことがある

毎月出張に二週間単位で出ていると
気が付くと
自分のルーティンとしたいことが
できなくなっているのである

例えば分かりやすく言うなら
ヨガ教室や英語教室
習い事などが具体的な例である

私も朝、早起きして
英語やスペイン語の学習に
精を出していたのだが

出張が続くと
そのリズムが崩れてしまう

早朝のフライトの連続で
睡眠時間がおろそかになる
時差があるため
起きる時間や寝る時間の調整が
難しくなることもある

こうした困難なことを乗り越えて
自分のルーティンを
全てやってのけるのは
相当難しいことである

私もそろそろ
日常に戻そうと思う

ある意味COVID-19がくれたのは
毎日がいかに貴重で
大切なものであるかという
再認識ではないだろうか

朝起きて夫と声を掛け合う
それがたとえメッセージであったとしても、である
オフィスに出向き
大事な同僚たちやスタッフと会い
仕事を進める
そして、食べたいと思うものを食べ
心地よい時間に眠りにつくということ

それがいかに価値のあるものか、である

人生を変えるなら
朝活が良いと言われる
正直、朝が苦手な私には
厳しいことである

それでも
やはり
朝は大事なのである

出張がなくなり
休暇が終わった暁には
少しずつ
ペースを戻したい

ASAMIさんのように
ストイックさが
私にはまだ足りていないという自覚があるが
できることを
自分なりにやっていきたいと
自分に誓うのであった

La Carrière -Mariko