機械オタクにも赤いソールが特別な理由

日本出張の際
久しぶりに
同じ会社もしくはグループで働く
同僚たちに会った

初対面の人が多い中
改めて
私がいかに男性社会にいるのかを
思い知らされた

女性の参加者は5%もいなかった

夕飯の際

少しだけ
他の人よりも
見た目に気を使っているであろう男性が
私の足元が
素敵な靴であることに
気が付いたのだった

普段は機械や金属、油にまみれるのが
仕事の人たちの中にも
そういう人がいるのだ

機械オタクの男性たちにも
作るのが好きな人
触るのが好きな人
考えるのが好きな人
油の匂いが好きな人など
いろんな人がいる

彼は機械美が好きなのだと言った

機械美とは
いかに美しく
機能性のあるものを
デザインするのか

もしくは
設計図そのものが
美しいものであるか

彼にとっては
そんな意味を持っているようであった

ルブタンは
そういう意味で
機械美というか
デザイン美というか

特徴的すぎる色と
美しいフォルムで
男性の心ですら
奪うのだ

赤いソールの靴が
意味するのは

デザインと美の象徴である
ハイヒールであること
ルブタンであることだ

男性社会においても
美学とは
使えるものなのだ

機械の美しさ
花の美しさ
自然や異性の美しさ

美しさには
たくさんのバリエーションが
存在する

美しさが
どんな意味を持つのか
それは
人それぞれであろう

そしてその意味を超えて
人々の心を魅了して
やまないもの

それが
世界で
性別を超えて
認められる
美しさを持つ道具であり
製品なのではないか

La Carrière -Mariko