雑誌を飾る、自分の姿

もう時効だろうと思う

ブログを通じてご存知の方も多いと思うが

今年に入って知ったのだが
私のインタビューが
とあるメキシコの雑誌に
掲載されたのだが

実は、インタビューを受けた時と
掲載された写真を撮られた際とは
全く別の場所であった

そこは
さすがメキシコ
お愛想である

様々な場面で
取材を受けてきたが
その後記事になったり
放映されたりしたものを
自分で振り返ることは
実は、あまりない

ローカルなメディアも多く
自分がどこにどれだけ
露出されたのか
確認すらしていないのであるが

私の仕事の本質は
インタビューを受けたり
メディアに出ることではないので
気にもしない、というのが
正しい

ただ今回だけは
特別である

なぜか
雑誌の表紙にまで
自分の写真が載ったからである

ある日部下が
その雑誌を持ってきたのだ

この人、誰か知ってますか?と
にやにやしながら聞いてきた

何これ?!

と、驚きを隠せず
雑誌をめくり
該当記事を探した

なんとまぁ中表紙にまで
写真が載っているではないか

ジャーナリストの中では
ハイヒールのアジア人女性

として呼ばれていることは
知っていたが

まさかこのような形で
自分の顔写真が
これだけたくさん掲載されるとは
思ってもいない
出来事であった

ASAMIさんが書いてくださったように
これは宇宙からの贈り物である

でもその贈り物を
どのように受け取るか
それは
私にかかっている

私自身は
とても嬉しい出来事として
受け止めることができたが

何よりも
部下や周りの人たちが
この記事の露出に
大変喜んでくれたことを
より
嬉しく思ったのも事実であった

雑誌を飾る私の姿が
少なくとも
私の周囲の人々を
幸せな気持ちにしてくれたことに
まずは感謝をし

自分の中の
人生の答えを探る時に
この気持ちを大事にしたい

La Carrière -Mariko