怒りと苛立ちは、食欲につながっている

仕事をしていると
うまくいかないことが
山ほどある

予想外の展開を迎える会議もあれば
想像を超える議論の長さになる時もある

苛立ちを覚えることは
山ほどある
怒りを覚えることも
山ほどある

私にも我慢の限界というものがあり
それを超えると
食欲となって跳ね返ってくるのである

困ったことに
現在ローカボ生活
少し緩めの糖質オフ生活をしている身で

こういう時に
口にできるものは
あまり効果が、ない

たとえばナッツを食べてみたり
自家製の砂糖を使わない
チョコレートを食べてみたり
ゆで卵などのものを
試すのだが

身体はそんなものを
求めてはいないのである

そう
怒りと苛立ちは
私の人生に不必要である

こうしたものが
自分の中に
溜まっていくようであれば

きっとこの仕事から
足を洗え
もしくは
仕事の仕方を変えろと
訴えられているようにも
感じるのである

長年働いてきた身で
突然仕事を失うということは
正直考えにくいが

一方で
これからの人生で
私は別の道を
歩む方法だってあるのかもしれないと
ふと
考えさせられるのである

食欲というのは
人間が生きていくうちの
基本的欲求の一つである

そんなことまで
コントロールできないほどの
感情は
持つ必要がないのではないだろうか

仕事を変えようと思ったり
環境を変えるときというのは
こういう感情が
教えてくれることなのかもしれない

職場の人間関係に悩み
退職する人の気持ちは
正直なところ
分からなかったが

感情と身体が教えてくれることも
あるものだと
この歳になって
知るのであった

La Carrière -Mariko