久しぶりの、ヨガ

もともと
ヨガが好きであったこともあり
ハイヒールレッスンを入れる前は
週に一度は
ヨガへ通うことが
習慣となっていた

ここのところ
仕事が忙しく
出張や祝日出勤で
ハイヒールレッスンと
コンサルティングが
なかなか受けられていなかった

自宅での自主練習は
私には向かないことは
自分が一番よく知っている

たとえ課題をやったとしても
レッスンで
コーチやインストラクターに
導かれるのと
その声がないのとでは
雲泥の差である

そもそも
休日出勤が続くと
朝が起きられなくなる

ストレッチの時間も
短くなりがちである

ハイヒールのコンサルティングを始めてから
朝のエクササイズを
ヨガからハイヒール向けに変えている

ヨガのポージングは
長らくやっていない

そんなことをふと思い出し

久しぶりに
ヨガに行ってみることにした

ヨガというのは
不思議なもので
やっている間よりも
終わった後に
何やら身体がすっきりするのである

久しぶりのヨガは
正直なところ
辛い時間であった

しかし
ヨガのあと
自宅に向かって歩いている時に
妙なすっきり感があるのである

そして思い出す

この
爽快感が
私は好きなのだった、と

そして
ハイヒールウォーキングのレッスンの後にも
同じような爽快感を感じていることを
思い出す

ハイヒールレッスンもヨガも
ある意味
ストレッチで体の可動域を広げ
バランスをとれるよう
適切な筋肉を目覚めさせるという点で
似ていると私は感じている

ハイヒールレッスンで
体幹を鍛えると共に

ヨガを通じて
腕まわりの筋肉や
肩回りの筋肉を
上手に鍛えたいと
改めて感じたレッスンであった

ハイヒールのレッスンで
私は自分の身体の軸を作りつつあったが

一方で

ヨガのようなエクササイズは
頭脳勝負の人にとって
精神的な休息の場を
提供してくれるのだと
私自身は感じている

ハイヒールで追及する美しさと
ヨガのポージングで追及する美しさに
共通のものがあるとすれば
それは
自分のありのままの姿を
美しく見せるということではないだろうか

ハイヒールを使って歩くとき
気を抜くことができない
ヨガでポージングをしている際は
気を抜くとバランスを崩してしまう

万人に愛されるヨガ
そして
万人から美しいと称賛される
ハイヒールでの歩き

どちらも
身体を使って
人生を表現する手段なのであろう

La Carrière -Mariko