感情をないがしろにしないこと

女性は感情的である

一般論として
言われがちである

仕事において
感情的であることは
弱みとして捉えられがちだが

実際は弱みでもあるが
強みでもあると
私は考えている

相手のことを思う気持ちであったり
傷ついたり
苦しい時に
自然に心が感じることを
素直に伝えられるということは

なかなか簡単にできることではない

涙は武器だというが
そう
実際に武器なのだ

しかし涙を武器にできるのは
女性だけではない

部下に涙を流されると
これ以上どのように言うべきか
上司としては
いったん立ち止まるべきであるという
合図である

パワーハラスメントではないが
この
立ち止まる行為ができない人が
増えている

その背景には

悲しみであったり
辛さであったり
嬉しい気持ちやしんどいという思いなど
心が感じているであろうことを
素直に感じ取れない人が
増えているからと
考えている

昔から感情と仕事は別と言ってきたが
相手の人間性を尊重しながら
仕事で必要な能力を伸ばし
改善が必要なところを伝えるのは
簡単なことではない

しかし
成長において痛みは必要である

その痛みをどのように分け合うか

感情を大事にしていないと
その痛みに気づくことができず
相手を傷つけてしまい
力関係から
ハラスメント行為になりかねないのである

感情を大事にすることは
そのセンサーを磨くことである

だから
感情的であることを
悲観的にとらえている女性がいるならば
今すぐやめてもらいたい

貴女の感情的な感性は
必ず誰かを
救うために
役立つからである

La Carrière -Mariko