くちびるに、色を

メイクをすることが
難しい職場ではあるが
外出の際は
リップを欠かさない

積極的に
唇に色を入れることを
再開したのは
コンサルティングの課題が
きっかけでもある

赤のルージュを身につけること

それが課題であったときに
色の持つパワーを
改めて感じたのだ

そして
赤ではないピンク系や
オレンジ系を入れてみて
改めて
自分の顔の印象が
これほどまでに違うのかと
驚くのである

今や私は
赤い色味の強いリップの方が
好みになりつつある

女性性が目覚めたからか
それとも
赤いリップの私に
見慣れてしまったからなのか

正直理由はよくわからないのだが
それはむしろどうでもよく

唇に色を入れることで
顔の印象が変わり
自分が身にまとう雰囲気も変わるということを
改めて実感したのである

これはハイヒールも同じである

どのようなハイヒールを選ぶのか
色、形、高さ
それぞれ悩むところではある

足元に素晴らしい色があったとしても
唇に色がなければ
全身が放つオーラは半減するのである

だからこそ
くちびるに、色を

ハイヒールで美しく歩くことを
自分で自分に課した今
第一印象を決める顔にも
美しさのかけらを
散りばめなければならない

身体が放つオーラを
最大限に活かすためには
自分の身体を活かす方法を
学ばなければならない

その一つが
メイクアップであるとも
言えるだろう

La Carrière -Mariko