光が差し込む瞬間

先日
プライベートで挑戦してきたことで
残念な結果に終わってしまったことがあった

その時は
この世の終わりとばかりに
私は涙を流し

ただただ
悲しみのどん底にいた

しかし
メキシコ人たちは言うのだ

大事なのは信じることだ、と

私もその言葉を信じ
最後の希望とばかり
人から紹介された
とある場所を訪ねた

予約を取るのも大変であったが
そこはありがたいことに
その場所と縁のある人が
助けてくれた

この時点ですでに
この出会いは奇跡的なものであると
確信していた

そしてその場所へ実際に行ってみて
自分の人生が
180度変わることを確信した

人生でこのように
光が道筋となって現れた瞬間は
そうそう、ない

でも、あるのだ

実際求めていると
光の筋が
自分に降りてくることが

私の人生の底の底は
いつだったのだろうか

思い出せるだけで
二回はある

そして
これが三度目という位
私は悲しみと絶望の海に溺れていた

それでも
自分を信じて這い上がろうとすると
一筋の希望が
舞い降りてくることが
あるのだ

そして
また新たな挑戦をしようと
心を入れ替え
気持ちを前に向けることができた

前を向いて進む

そのことの大変さと大切さは
生きていれば
自然と分かることでもあるが

改めて感じると
自分の心にも
重さがあるのだと
気付いたりするのだ

その場所を訪れたあと
心が軽やかになったことを
私は忘れない

そしてこの気持ちを
一生忘れないで
生きていきたい

La Carrière -Mariko