ビジネスのプロになるか、企業人のプロになるか

会社や組織で働いていると
必ずぶつかる壁がある

それは
企業の方針と
自分の働く方針が
合わないことである

合わなくなっていくこともあるし
突然合わないと感じることもあれば
決断によって
合う、合わないがある人も
いるであろう

大きな企業や組織
人や資金を動かすことは
簡単な労力ではない

そして
大勢の人が
同じ方向性に向かって
働いているとも限らない

中には
何も考えていない人もいるし
常にこれではだめだと
考える人もいる

数年前
どうしても会社の決断に
納得できない思いを抱えていた
私を見かねた
とある人が言った言葉が
本日のタイトルである

貴女は
ビジネスのプロになるか
企業人のプロになるか
そろそろ
心を決めるべき
タイミングにいるということだ

その時
なるほどと思った

ビジネスのプロであること
企業人のプロであることとは
必ずしも同じ意味ではないのだ

私はその時から
ビジネスのプロを選ぼうと
心に決めた

企業や組織で
働くからには

少なくとも
企業人、組織人としての
プロ意識がなければ
続かないのは事実であるが

その言葉の意味を
今更ながら
噛みしめるのである

どちらのプロも目指せない
というのであれば
その仕事から
身を引いた方が
良いことも多々ある

ただ働いているだけでは
私たちの毎日は
きっと
つまらないものになってしまう

ビジネスのプロになるか
企業人のプロになるか

考えてみると
新しい発見があるに違いない

私に表題のアドバイスをくれたその人は
企業人としてのプロになると決めたと
その時語ってくれた

そして彼は
企業の中では最高の職位であろう
役員昇格を勝ち取られた

どの世界でも
プロになるということは
やり遂げることである

この言葉を送ってくれたその人は
本当に企業人としてのプロであり
さらに
ビジネスのプロでもあることは
間違いないのだと
改めて考えさせらたのは
言うまでもない

La Carrière -Mariko