会社でふと
自分の後ろ姿が
気になる瞬間があった
それは
ハイヒールで歩く際の
後ろ姿が
自分の思っているものと
どれくらいかけ離れているのか
もしくは
同じものかと
確かめたいと思ったのである
それは本当に一瞬の出来事で
トイレから出て行く際に
別のハイヒールを履いた女性の
後ろ姿に
残念だなと思ったことが
きっかけであった
彼女は確かにかわいらしい服装で
ピンではないが高さのある
パンプスを履いているのだ
ただ後ろ姿が
本当に残念だったのである
なんといえばいいのか
歩いているところに
品がないというのか
とにかく
あ、もったいない
そんな言葉が
口から出るような
瞬間であった
そして
他人のふりをみて
我ふりを直すということを
実践したいと思ったのだ
なかなか
後ろ姿を
確認する機会はないが
たまにこうして
自分の後ろ姿を
確認する機会を作ってみると
なるほどと思う
発見が
たくさんあったりもするので
お勧めである
La Carrière -Mariko