病理診断のできる病院で
婦人科のあるところを
探すことになり
電車と徒歩で行けるところ
通院時間などを加味して
希望の病院を決めた
正直なところ
予約の電話もつながらないことで
有名なため
何度もかける覚悟をして
祈りながら電話をかけたところ
幸いにも
一度目の電話で予約受付につながった
さらに婦人科へつないでくれた際に
症名を告げると
もし万が一の場合もあると
翌日に予約を取ることができた
そして
病院で検査をした結果
悪性につながる可能性は
低いということが
ようやくわかったのである
この5日間ほど
私は生きた心地がしなかった
もちろん経過観察は必要で
この後の結果次第では
追加の手術や
投薬の必要があるとの説明は受けたが
とりあえず
自分の命と母になる可能性を
捨てなくて済みそうだということが
何よりであった
経過観察が大事な症状とされており
安心するまでの間に
しばらく時間は必要だが
妊娠、そして流産
それに続いて
自分の命と母になるチャンスを
同時に失うかもしれないという恐怖
この坂道を転がり
天から地獄へ落されたような
つらい日々は
誰ひとり私のブログの読者には
味わって欲しくないと思う
けれど
こうした自分を支えたのが
まぎれもなく
想像の力というか
脳科学なのかもしれないと
思う部分がある
La Carrière -Mariko