高度生殖医療を受けていて
出産までの道のりというのは
本当に奇跡の連続なのだというのを
思い知らされる
私もまた
その奇跡を起こそうとしている人の一人である
結婚式を準備している時に
ウェディングコーディネーターの方に
キャンセル料の説明をされた際
どんなケースでキャンセルがあるのかと
伺ってみたところ
ご不幸などがあった場合が
考えられますと
答えがあった
この時に思ったことがある
それは結婚式というイベントですら
奇跡の重なり合いで
無事に行われることなのだ、ということだ
それは私自身や夫となる人
その家族や友人のすべての人が
トラブルなく
決められた日に決められた時間に
集まれるということなのである
そんな奇跡が重なって
こうしたイベントが成り立つのだということを
思い知らされた瞬間でもあった
日常は
実は奇跡の積み重ねで
できているのだと思うと
今日という日を
さらに大事にしなければと
思うのであった
当たり前というのは
奇跡の積み重ねでこそ
生れるものなのである
La Carrière -Mariko