女性にとって
仕事を持ち
働き続けるということは
ほんとうに大変なことである
どうしても子育ては
母親が中心になりがちである
それは
決して母親が育てるべきだから
という価値観から来るものではなく
母乳を与えられるのは
母親だけだから、ということにも
起因するのも
事実である
会社へ転職した直後に
妊娠が発覚した女性もいれば
計画的に妊娠できた女性もいる
私のように治療を続けながら
子どもを授かろうと言う人もいる
働きながらの子育て
それは体験している人にしか
言い切れない大変さがあるのも
事実である
傍から見ていて
しんどそうだ、大変そうだというのは
簡単ではあるが
言うが易し行うは難し
働くことに意味を持っている人にとっては
大きな決断を迫られることも
あるだろう
私自身がそうであったように
けれど
女性は幸せなのかもしれない
なぜならば
子どもを授かったときに
必ず一度は考えるからである
私にとっての仕事とは何か
働くとは何か
そして子育てをしながら働くということの
意義についても
自問自答する機会に恵まれるのである
La Carrière -Mariko