後輩とそんな話題になった
彼女は子宮筋腫で
複数回手術を受けているとのことであった
最近もまた
手術を受けたということで
傷が癒えるころを狙って
妊娠するといいと
ドクターにさらりと言われたのだと言う
そんなことから
海外転勤の夢を優先すべきか
子どもを持つ夢を優先すべきか
考えなければならなくなった
というのである
彼女は30代前半である
そして
突然どちらかを選ぶというのである
何とも難しい話だなと思う
私自身が
いい見本にはなっているとは思い難く
確かに海外で働くことを優先し
卵子を凍結することもせず
結婚を何度か見送り
30代の後半で
人生の伴侶を得て
今に至っている
高度生殖医療のお世話になることを決め
苦しい決断をした自分を
思い出した
人生は時に選択の連続
しかも
難しい選択の連続である
そして
それを選んだ自分を
誇りに思うべきである
だからどちらに
正解も間違いもないが
それでも
30代前半で
悩んで置けるなら
その方がいいのかもしれないとさえ
思う自分がいるのであった
正しいか間違っているか、はないのだが
若いうちから
自分の人生を
自分で決めるということを
経験しておくことは
将来の自分への
投資だと考える
La Carrière -Mariko