私は久しぶりに
高校生たちと交流するという
貴重な機会に
とても緊張していた
そして
興奮もしていた
もともと自己評価が低い私は
自分の価値というものが
あまり、ないと
いつも思っている
そんな私が
日本の地方勤務や
世界での勤務を通じて
学んできたことを
若い世代へ
還元できる場があるというのである
お金に関する教育や
経済活動に関する
活きた社会の教育が
日本はとても遅れていると
言われている
それは投資の文化がなかったことにも
裏付けさせられる
確かに学校の授業は面白いけれど
世の中の人たちや社会
そして地球に
どのように役立っているのかを
教えてくれるような授業は
実は、ない
私が昔関わった
教育プログラムの一つは
アメリカで開発されたもので
社会起業家という言葉が
注目される二十年以上も前から
そのプログラムを通じて
多くの起業家を
生み出してきた
そのプログラムに
ボランティアの一人として
参加したのである
久しぶりに向き合った
高校生たちが
Zoomの向こうで
私が高校生だった時の
何百倍も
技術と知識に満ち溢れている姿を見て
世の中の変化というものは
子どもの成長よりも
もっとずっと
早いものなのかもしれないと
思い知らされる
日本の教育に足りないものが
何なのかを
思い知らされる今日この頃
学びを大学卒業と同時に辞めてしまう
日本という国の現状を見ると
世界を舞台に
活躍する人が
少ない理由も
分かる気がする
他国では
ダブルスクールは当然であったり
夜間の学びも充実しているし
何より
仕事以外の時間を
いかに充実させるかを
考えている人たちが多い
（それは家族の時間を含むものである）
学びの面で言うと
日本人も
知識であったり
考える力であったりを
まだまだ伸ばせるはずである
だから大人の学び、キャリアを
大事にしたいと
改めて思うのである
出会った人の
人生をより良いものに
それが私が目指す
コンサルティングであり
ハイヒールのレッスンの姿なのだと思う
ボランティア活動も
大いなる学びの場であった
La Carrière -Mariko