苦楽を共にすること

5年ぶりくらいに
昔仕事で
苦楽を共にした仲間と
集まった

彼ら、彼女らと
仕事を一緒にしていたのは
もう10年以上前の話だ

当時高校を出てすぐ
働き始めた彼も
今では30を超えた年齢になり
子どもを持つ親になった

その仲間とは
同じ商品を開発するチームに
所属しており
苦楽を共にしたのは当然のことながら
プライベートでも
よく出かけた

再会して10分も経たないうちに
時間が
10年前に巻き戻される

あの頃の自分たちに
足りていなかったものが
今なら、わかる
そして今の自分から
昔の自分へ
アドバイスしたいことも
山ほど、ある

瞬く間に時間は過ぎ
楽しかった時間の終わりと共に

また、2020年の今日という日に
引き戻される

大事なのは
自分が今もなお
彼らとつながっていて
昔培った人間関係が
今もなお活きていることだ

仕事を通じて
苦楽を共にした仲間とは
本当に一生の付き合いが
できると思う

だから私は
仕事が好きなのだとも
思う

働くということは
自分を成長させること
他人と共に成長していくことを
体験できる貴重な機会でもある

お金のためだけに
働くと考えているのであれば
それほど
もったいないことはない

同じ時間を仕事に費やすのであれば
自分の人生に
何かしらの得るものが
あるべきだと考える

だからキャリアが大事なのだ

キャリアとは生き方そのものなのだろう

仕事や家庭、社会での経験
そのすべてが自分の履歴書になる

そのことを
忘れずに毎日を過ごして欲しいと
すべての人に
声を出して言いたいと思う

La Carrière -Mariko