誰の背中を見て、育ちたいか

母になりたいと思った理由の一つが
自分がどのように
育てられてきたのか
育ってきたのか

そしてどのように成長してきたのか

その過程を知りたいと思い
さらに
それを実践したいと
思ったからである

子どもにしても親にしても
仕事にしても
プライベートの出来事にしても

誰の背中を見て成長するのかは
とても大事なことであると
考えている

もはや
背中を見せるだけの時代は終わり
どのように生きるのか
どのように振る舞うのかを
手取り足取り
教えていく時代になったとも言われているが

自分がこのように生きたいと
思える人であったり
このような考え方を持ちたいと
共感できる人を
持つことは

人生をよりよく生きるために
とても大事なことである

子どものころは学校や塾
習い事や周囲にいる人など
気が付くと
背中を見せる人がたくさんいた
そしてその中でも
誰の背中を見るのかを
積極的に選ぶことができるような
環境にいた

子どもの時は
考えるよりも、直感で
選んでいるという方が
正しいかもしれない

そして大人になると
今度は自分の意思や想いが強くなり
誰の背中を見たいのか
自分の力で積極的に
選ぶように、なる

私も最近
誰の背中を見て育ちたいのか
自分のこの先を考えると
会社の中だけでは
つまらないと感じるようになってきた

私は
別の世界へ
飛び出したいと
気が付いてしまったのかもしれない

今は目の前にある
子どもを持つことを目標に掲げながら
自分の時間をうまく切り割りして
何か新しいことにも
トライしたいと思う

新しいこととは
ハイヒールのサロンを開くことであったり
キャリアコーチとしてのコンサルティングを始めることであったり
大学院へ行くことであったりと
様々なことがある

日本へ帰国した理由が
子どもを持つことであったため

今は我慢しようと
思っていたのも事実だが
時間は待ってくれない

行動を起こそう、と決めた

誰の背中を見て育つか
育ちたいか

それを考えると
今いる世界から
一歩を踏み出す必要が
さらなる一歩を踏み出す勇気が
必要なのかもしれないと
思う

私の求める世界には
まだ先が、ある

今ここで終わるわけにはいかない

La Carrière -Mariko