昔からラテン系文化の国は
昼食を大事にする
メキシコも同じで
ランチタイムは重要である
さて、では
ランチタイムとは
何時から何時を指すのであろうか
これが大変難しい問題である
私が働くオフィスでは
13時からランチタイムが始まるが
人数が多く
交代で食事へ行くため
一番遅い人は14時半過ぎからランチとなる
実はこれでも
決して早いランチではない
ちなみに週末
レストランが最も混むのが
15時以降である
私たちが夕食にと
週末、19時前にレストランへ行くと
店の中は食事を終えようとしている人で
満員である
彼らは
夕飯を終えようとしているのだ
ランチが遅いのも
納得できることがある
それは朝ごはんに何を食べているのか
である
ある日、同僚たちが
タコスを朝ごはんに買ってくると言うので
それに便乗することにした
タコス2つと
コンソメと呼ばれる
肉を煮込んだカップ入りのスープ
これで約200円なのだが
食べると
お腹がいっぱいである
しかも14時まで
まったく空腹感を
感じることすらなかったのである
ランチを重要視する文化は
とても気に入っている
しかも遅い時間から
集まるのもなかなか楽しいものである
陽が一番明るい時間から
陰っていくまでを
楽しむような食事も悪くない
ラテン系の国へ旅される際は
レストランの始業時間を
十分注視されることを
お勧めしたい
La Carrière -Mariko