その昔
35ミリのハイヒールで
歩くことすら
難しかったが
今では
120ミリのハイヒールでも
歩けるようになった
85ミリのハイヒールが
高いと感じていた時期もあるが
今では私のビジネスの
基本スタイルが
85ミリのルブタンである
高さの違いを
心地よいと思える自分が
不思議である
そう
私も成長しているのだ
筋肉を作り
軸を作り上げることで
私のハイヒールに対する姿勢も
成長しているのだ
どんな高さであっても
心地よく感じるというのは
難しい
それでも120ミリだとか
100ミリだとか
それなりの高さのあるものを
心地よいと思えるようになったことを
嬉しく思う
高いピンヒールをはいた女性を見て
この人、気合入っているわ、と思うのか
それとも
この人、いまいちだわ、と思うのか
美しいと思うのか
それは人それぞれであり
与える印象で大いに違うものである
でも
おそらく
身に付けている人は
共通して
美しく見られたいと
思っているに違いない
高さが心地よいということが
必ずしも
美しい歩きであることではない
だから私も
自分自身を振り返り
心地良いことに身を委ねるのではなく
美しく歩くことに
より
力を入れていきたい
La Carrière -Mariko