アウトプットすること

ハイヒールの哲学を
実践していく者の一人から
広めていく立場の一人へ

コンサルティングも
後半戦に入り
アウトプットが
主な課題となってきた

もともと
塾の講師をしていたことや
家庭教師をしていたこともあり
人にものを教えるということは
私自身
好きなことの一つでもあった

アウトプットのステージに入ってから
私自身のトレーニングの質が
変わってきたのではないかと思う

たとえば
どこに意識を向けて
毎日のトレーニングを行うのか

声のタイミングと
自分の動きを合わせること
クライアントとの視線に注意を向けること

言い出すときりがないのだが
ハイヒールのコーチとは
これほど大変なものかと思されるほど
レッスンの間は
しゃべりっぱなしなのである

ハイヒールで美しく歩くことを
表現するだけではなく
自分の声と体で
画面の向こうのクライアントを
誘導していくのである

私自身の声は
決して明るいものではなく
どちらかというと
低い声である

低い声であっても
言葉と発音を生かすことで
効果的な動作誘導が
できるようになるはずだ

そんなことを
声の哲学を通じて学んできた

アウトプットすることは
とても大きな意味がある

これまで学んできたことを活かし
自分の良さを加えながら
私にしかできないレッスンを
作り上げていかなければ
ならないのである

そして
ハイヒールを通じて
一人でも多くの女性に
美しくなってもらえるよう

市井の一人ではあるが
ハイヒールコーチという技能を
フルに活用したいと思うのだ

日に日に
その思いを強くしながら

アウトプットの修行に
挑み続ける

La Carrière -Mariko