人材育成に力を注いできた結果

手塩にかけたスタッフが
辞めていくことを
さみしく思わないわけではない

さらに
これからが大変だと
思わないわけでもない

しかし
人材育成に力を注いできた結果

自分の育てた人たちが
新しい仕事を獲得できたり
別のチャンスを
手に入れることができたのだと思うと

嬉しい気持ちがあるのも
事実である

人生において
働くことには意味がある

誰かのためになること
誰かを助けながらも
自分の能力を高めること

そうして
私たちは人生を変えて行く

成長することを忘れ
立ち止まっている人の
背中を押し
考えることをやめないよう
全力で支援してきた結果

中学中退や
高校中退だったスタッフたちが
それぞれ
高校を卒業し
大学を出て

自分で自分の能力を把握し
売り込み
活かせる人になった

勉強が大事なのではない

人生の中で
何か達成しようとする目標を見つけ
それを実現していくことが
大切になるのである

そして
新たな目標が見つかり
自分自身の未来が見えた時
人は行動を起こす

自分の歩むべき道を
歩み出す時とは
そういう瞬間のことである

日本において
多くの企業が
人材流出のことを考えて
教育や研修にお金をかけない

しかし外資系企業では
教育や研修の機会をオファーする

お金をかけるというだけではなく
自己研鑽の意味でも
研修に行くならどうぞ、という
態度を取る場合が多い

自己研鑽を推進することで
人材の流動性が高まるのも事実だが
そうすることで
凝り固まった価値観が生まれることや
停滞した雰囲気を
変えていくこともできる

どうしても
教育というテーマについて扱う時
未成年を対象にしてまうことが多いが
人生は成人になってからの方が長いのである

どのように生きていくのか
歳を重ねることで
成長していくということを
決して
忘れてはならない

だからこそ
大人になってからの
教育

つまり
知識と持っている能力を
統合していくこと

いかに知識を広げるか
認識を伴う能力を伸ばすこと

そしてその二つを統合すること

その重要さを
改めて思うのである

そして
どれだけ学歴がなくとも
考える習慣がなかった人でも
巣立てるように
育つものである

La Carrièreのキャリアコーチングで伝えていきたいこと
でも書いたが

どんな人でも
キャリアを、人生を
より愛するものに
変えることができる

知識の拡大と
認識を伴う能力の伸長は
成長の鍵であることを

私の部下たちの旅立ちが
証明している

La Carrière -Mariko