はっきりと言えることがある
それは
どこでも
住めば都であるということだ
この感覚は
人によって大きく違うだろう
でも
敢えて言わせてもらいたい
住みたいと思う場所
実際住んでいる場所
理想だと思う国
絶対に住みたくない地域
人にはそれぞれ、思いがある
そして
実際に住んでみて始めて
自分の描いていた生活と
実際の生活の差を
痛感するのである
世界を見渡すと
危なかったり
貧しかったり
水が不十分だったりと
決して住みやすい場所ばかりではない
でも思い出してもらいたい
どんな場所ででも
人間は生きていけるのである
もし住む場所を選べる自由があるならば
心からパワーを感じる場所へ行くべきだ
しかし
憧れの土地と
パワーを得られる場所が
必ずしも
同じであるとは限らない
仮にそれが
旅で寄るだけの場所だったとしても構わない
パワーを得られる場所があることは
人生を豊かにする
地球上
どんな場所でも
住めば都にすることはできるが
パワーを感じられる場所は
自分の足で探すしかない
私の場合
住んできた土地はすべて
私に力をくれてきた
出会う人々
土地や匂い
漂う空気や風のやわらかさ
音や朝やけの色
その全てが
私たちに問いかけをくれる
あなたはどう生きたいのか
この土地で何をしたいのか
その答えが出る頃は
その土地を去る時かもしれない
パワーを感じる場所に
立てば立つほど
その問いは
強くなるはずだ
パワーを得られる場所は
私たちを強くする土地でもある
La Carrière -Mariko