個のタレントマネジメント

毎年この時期になると
マネージャー候補となる人たちが
試験を受けるための
準備試験というか
予選のようなものが
始まる

予選に出向く人たちの
プレゼンテーションを
垣間見せてもらい
出来る限りの
アドバイスをする

私の働く会社では
個人の能力の管理
いわゆる
タレントマネジメントを
会社全体で
できているとは言い難く

部というのか
ある程度の単位でしか
管理できていない
実態がある

正直なところ
人材の宝の持ち腐れである

けれど
それ以上に大切だと
最近思っていることがある

それは
自分が何が得意で
不得意なのかという
自分自身の
タレントマネジメントである

タレントとは
才能とも言い換えられるが

要は
好きなことや得意なこと
嫌いなことや不得意なことを
自分で把握するとともに

それらを活かして
自身を成長させていく
ということだ

実際、部下と対面する時
私は個のタレントマネジメントを
すごく強く意識させるような
指導をしている

今日もまた
未来のマネージャー候補の人たちを
相手にしながら
どんな能力を伸ばすのが
彼らのためになるのかを
真剣に考えている時が
一番楽しいと
思うのであった

会社のタレントマネジメントの
システムを変えるのは
簡単ではないが

私の周りからなら
できることがあると
気が付いた日であった

La Carrière -Mariko