日本に帰国して
約4ヶ月がだった
縁あって
高校生たちが
生きた経済について
学ぶ場を支援する
ボランティア活動に参加している
アメリカで生まれたプログラムなのだか
世界の120を超える国で
教育プログラムとして
展開されているものだ
先日
高校生たちが英語で
出された課題に対して
議論をして
自分たちの意見をまとめるという
イベントがあり
高校生たちの質疑応答に答えたり
方向性が明らかに違う時に
アドバイスをするなどが
私に課された仕事であった
高校生は日本各地
北は東北
南は九州から参加しており
英語の不得意な人も
もちろん混ざっていた
彼ら、彼女たちは
輝く宝石の原石でもある
未来を自分の手で切り拓く
大人になると
つい
そのことを忘れてしまいがちだが
彼らは本当に
自分の手で切り拓くために
そのイベントに参加しているのであった
意欲に満ちた
彼らは素晴らしい発想で
いろんな角度から
物事を眺めていた
しかし
唯一
私が気になったことがあった
我々、日本人がそうだと言われるが
質問や意見を
なかなか自分から
言えないでいることであった
こちらから
発言の少ない生徒に
声をかけると
I am thinking nowや
No ideaなどと
答える生徒が多かった
多分
気づかないうちに
こうやって
自分の意見をまとめながら
自ら発言しない
習慣が
身についてきてしまったのだろうと
感じる出来事でもあった
講評の私のコメントは
Don’t be shy, don’t hesitate to say anything.
であった
世界で活躍できる人材を
少しでも
育てる手助けに
なればと
そう、思った1日であった
La Carrière -Mariko