働くことについて
学生の頃は
ネガティブなイメージを持つ人が
多いのではと思う
このまま大学を出て
企業で働く人生で
本当に良いのだろうか
自由のない人生は嫌だ
などと思いながら
社会人になっていくものである
私も同じように
まずは社会を知ろうと決めて
企業に就職した
起業するほどのアイデアも
勇気もなく
大学院へ行く前に社会を見ようと決め
教員になるにしても
外の世界を知ろうと
仕事を始めた
就職することと働くことは
同義ではない
企業で働くことで
自由を奪われるということを
考える人がいるかもしれないが
仮に起業家であったとしても
顧客の都合で
自由がなくなるという意味では
正直条件は同じである
好きなように働きたい
そういう思いで起業をするのであれば
話は別である
だから
社会に出ること
イコール
自由を奪われることではないことを
私は若い人たちに
伝えたいと思うのだ
働くことは強制ではない
しかし
人生を豊かにするために
私たちは働くのである
それは賃金をもらう活動もあれば
自宅で子育てや家事に
没頭する働き方でもある
どちらも
自分の人生を豊かにするために
働いていることに
違いはないのだ
専業主婦も
人生が豊かになるための
仕事の一つではないだろうか
私自身も
働き始めて
今年で20年目を迎える
だからこそ
言える
働くことは
単に生活の手段ではない
豊かになるために
働くべきである
人生を豊かにしたいのであれば
誰かのために
もしくは自分のために
働くといい
そうすることで
成長していく自分に出会い
変わって行く他人と交わり
新しい自分を
発見していくことが
できるからである
La Carrière -Mariko