負けず嫌い

多分そうなんだと
自覚をしたのは
割と最近かもしれない

負けず嫌いなのだ

それは敵と、とか、相手と
ではなくて
自分との闘いで
負けず嫌いなのである

長所と短所は
表裏一体である

良いところは
悪いところにもなり得る

悪いところは
良いところにもなり得る

負けず嫌いの自分

それを認めて
自信につなげればいいのだと
誰かがどう言ってくれたのだが
そうも簡単にいかないものである

自分との闘いには
決して負けたくない

他人との闘いに
負けることはあるだろう
なぜなら
優秀な人は山ほど世の中に、いる

自分と闘うとは
怠慢だとか
面倒くさがりだとか
そういうことでもない

では
何に対して
負けたくないのだろうか

それは自分自身が誰なのか
ということである

市井の一人である
どこかの企業で働く一人である
日本人である
メキシコに住む外国人である
ハイヒールコーチの卵である

そのすべてが
闘い、競い合っているのである

正解など、どこにもない

全ての自分に打ち勝つなど
できた試しはない
でも
打ち勝つべきは
そんなすべての自分が
本当になりたいと思う姿
ありたいと思う姿
なのだと
思い知った

負けず嫌いと言いながらも
逃げてきたのは
自分の弱さから、だろう

だから
もう一度
自分と闘おう

人生のキャリアとは
そういうものだ

今までの過去を
黒く塗りつぶすのではなく
これまでの自分だから
できることを
やっていこう

負けず嫌いだから
闘わない、というのは
もうやめるべきだ

分かってはいるのだが

まだまだ
道のりは、遠い

私も強く、なりたい

La Carrière -Mariko