クリスマスの飾りを見ながら
来年はどこで
過ごしているのだろかと
思いを馳せる
仕事がら
転勤は避けられない
来年ここに
同じようにいる保証など
どこにも、ない
だからこそ
毎日の大切さを
痛感するのだ
季節の変わり目
イベントが過ぎる度に
来年の今頃は
どこでこの時期を過ごしているのだろうかと
疑問に思うのである
会社員を続けることが
悪いことではない
自営業が素晴らしいのだと
おごることもない
個人に与えられた役割を
できる限りの仕事を達成することが
最も大切なことである
そして
自分の成長が難しくなった場合
場所を変えたり
会社や仕事を変える必要がある
来年の今頃
どこに行こうか、という思いも
ないわけではないが
どちらかというと
年末に近づくにつれて
どこにいるのだろうかと
想像を巡らせることの方が
多くなるのだ
それはきっと
一年を振り返り
来年をどう迎えるのか
自分の中の答えと
会社の考えとが
決して同じ方向を向いているわけではないことを
重々理解しているからなのだと
思う
世界のどこかで
来年もまた
活躍している私を想像しながら
忙しい師走を
乗り切るのみである
どこにいるかの想像も大事だが
どこへ行きたいのかも
考えられるような
余裕を持ちたい
La Carrière -Mariko